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category: 俳句

今週の「朝日俳壇」より(2021/2/21掲載)  初版!出血覚悟の大後悔!

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     高山れおな選〇   たてよこに鳥たわむれる冬木立  (長崎市)下道信雄 首席。 「枯木寒鴉など古来の着眼に類するが『たてよこに』でモダンに。桂信子に<たてよこに富士伸びてゐる夏野かな>」とは、選者・高山れおな氏の寸評である。 掲句を掴まえて「枯木寒鴉など古来の着眼に類するが」と断言するところに高山れおな氏の高山れおな氏たる所以が在る!     カステラを縦横に切り八等分一切れ食べて残りは後...

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今週の「朝日俳壇」より(2021/2/21掲載)  毎日更新!訂正版!

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     長谷川櫂選〇   心から笑へる春を待ちにけり  (伊万里市)松尾肇子 首席。 「ほんとうに来るのだろうか。昔のような春が」とは、選者・長谷川櫂氏の寸評でありますが、選者の仰る「昔春」は、私たち庶民が、本当に心の底から「笑へる」ような「春」だったのでありましょうか! このコロナ禍の中で<東京オリパラ>を強行しようとしている現状だとか、菅内閣がコロナ禍からの脱却よりも<経済を回す>事を優先する...

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今週の「朝日俳壇」より(2021/2/21掲載)  改訂版出来!出血覚悟の大後悔!

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     大串章選〇   風の中明日へ明日へと冬木の芽  (合志市)坂田美代子 四席。 斯くして季節は、冬から春へとそよりそよりと動いて行くのでありましょう。〇   梅林を上り梅林を見下ろせり 八席。 越生梅林吟行に取材した一句でありましょうか? 「越生梅林」は東武東上線越生駅からバス15分、関越自動車道鶴ヶ島ICから30分の距離に在り、1000本余りの紅梅・白梅が咲き誇り、三月上旬から中旬頃までが梅花の見頃...

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今週の「朝日俳壇」より(2021/2/21掲載)  出血は覚悟の上だ!

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     稲畑汀子選〇   冬帝や災ひ治め去り給へ  (東京都)河野昭彦 首席。 「冬帝は、冬をつかさどる神という。世界中をおびやかす災いに対しての、作者の心からの願いの句である」とは、選者・稲畑汀子氏の寸評でありますが、朝日俳壇へ投稿し、あわよくば首席入選を果たさんとする世の俳人たちにとっては、コロナ禍や大震災などは、絶好にして格好の句材なのであり、当然の事ながら類想句が数多投稿されることが予測さ...

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今週の「朝日俳壇」より(2021/2/14掲載)

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     高山れおな選〇   冴ゆる夜の机上に残る季語ひとつ  (柏市)田頭玲子 首席。 「加藤郁乎に<切株やあるくぎんなんぎんのよる>。田頭さんの句も或る苦吟難吟の銀の夜の景と読んでおきたい。苦しくも楽しいのだ」とは、選者・高山れおな氏の寸評である。 「冴ゆる」を用いた、先輩諸賢の冬の俳句を以下に列挙させて頂きます(但し、<冴ゆる>が季語として用いられているとは限りません)。       旧兵舎裸電...

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