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archive: 2018年05月

古雑誌を読む(かりん・2018年4月号)

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 短歌結社誌「かりん」に於いて、「馬場欄」と並んで作品欄(本欄)の一翼を担ってきたのは「岩田欄」である。 その岩田欄のご本尊たる岩田正氏が、惜しまれつつも昨年十一月に黄泉路を辿る存在になってしまいましたので、その後を襲うべき存在は、当然のことながら「かりん」の編集人・坂井修一氏でありましょうから、それに伴ってその名称も「岩田欄」改め「坂井欄」になるだろう、と私は思っていたのでありましたが、未だに「岩...

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今週の「朝日俳壇」より(2018/5/27掲載・そのⅢ)

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〇   白といふ色の力や衣更   (川越市)渡邉隆 「白といふ色の力や」という初五・中七は、私たち読者の意表を突く表現である。 何故ならば、通常、私たちは、「白」という色に対しては、ほぼ「無色透明」と同質のものとして扱い、この無色透明に近い「白」の色彩に、他の色彩を圧倒するような「力」があるとは思っていないからである。 評者は高校教師として長く教壇に立っていたのでありますが、私の勤務していた高校では...

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今週の「朝日俳壇」より(2018/5/27掲載・そのⅡ)

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〇   すぐ横は地震の断層代を掻く   (熊本県菊陽町)井芹眞一郎 中七冒頭の名詞「地震」は「ない」と読む。 俳句結社誌「海程」に「代掻いて夜は獣の鼾せり」との山口伸氏作の掲載されていた、とか。 事ほど左様に「代掻き」という春の農作業は重労働であり、私の出生地である北東北の若者たちが生家を出て東京などの首都圏で職を求める場合の理由付けの一つとして、この「代掻き」という農作業の辛さ、苦しさが挙げられた...

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今週の「朝日俳壇」より(2018/5/27掲載・そのⅠ)

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〇   引揚の船中五月五日かな   (三鷹市)二瀬純一 引揚船に乗って(と言うよりも、乗せられて)兵士や満蒙開拓団員として現地で敗戦をの憂き目に遭った人々などが、凍土のシベリアから、中国大陸から、朝鮮半島から、南の島の各地から祖国日本の港へと引き揚げて来たのは、昭和20年8月15日の敗戦の日からしばらく経ってからのことでありますが、その中でも取り分け、京都府の舞鶴港には、同年の10月7日に引き揚げ第一船「雲仙...

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今週の「朝日歌壇」より(2018/5/27掲載・そのⅣ)

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〇  百年の我が家支へし礎石見るライト片手に地下に潜つて  (徳島県)一宮一郎 佐佐木選の首席。〇  虫干しのために泳いだ鯉のぼり五月五日の三時間だけ  (仙台市)小室寿子 佐佐木選の二席。〇  水張りて苗を待つ田は一面の鏡となりて白山を映す  (白山市)盛田和代 佐佐木選の三席。〇  エイト漕ぐ部員の胸板みな厚し背丈は多少ばらつきあれど  (舞鶴市)吉富憲治 佐佐木選の六席。...

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今週の「朝日歌壇」より(2018/5/27掲載・そのⅢ)

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〇  雉鳴いて笛の音に和す村祭盲目の兄耳で観ている  (高山市)松田繁憲 選者・馬場あき子氏をして、本作を自選の首席に選出させしめた理由の一つは、「盲目の兄耳で観ている」という、四句目、五句目の表現でありましょう。 然し乍ら、よくよく熟慮してみると、いかに「盲目の兄」と言えども、聴覚器官の「耳」で以って「秋祭」が展開されている光景を「観ている」事は、全くの不可能事と思われ、こうした表現は、短歌表現の...

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我が歌ども『大谷翔平を嘆く』 本日堂々大公開!

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 〇  二刀流は剣豪武蔵の美称なる 三割前後で二刀流!烏滸がましいぞ大谷! 〇  二刀流とは彼の剣豪の美称 未だ一桁の勝利にて、二刀流を名乗るとは如何ならむ大谷! 〇  大谷はホームラン十本打たざるに二刀流を僭称す インチキ二刀流の大谷! 〇  日本選手・大谷の実力の程は見えたり まーくん相手に無安打・大谷!  〇  ともかくも三割台を維持したる?その原因は内角を攻められぬから! 〇  ともかくも...

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我が歌ども『大相撲夏場所を詠む』 本日堂々大公開!

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  〇  鶴竜が勝つた相撲のつまらなさ吾は鶴竜ファンではない   鳥羽散歩  〇  とは言へど二連覇成りし鶴竜に及ぶ力士は角界に無し  〇  鶴竜の優しさが好きと妻が言ふ優しい相撲は勝てない相撲  〇  鶴竜の二連覇に沸く東京に今夜あたりは涙雨降る  〇  誰ゆへに涙雨降る東京に 稀勢の里ゆへ降るか涙雨  〇  誰ゆへに涙雨降る大東京 栃ノ心ゆへ降るか涙雨  〇  何ゆへに涙雨降る両国に白鵬再起な...

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今週の「朝日歌壇」より(2018/4/27掲載・そのⅡ)

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〇  「さう思ふ」「どちらでもない」「思はない」いつも多数は「どちらでもない」  (高松市)島田章平 「あなたは鳥羽さんをハンサムだと思いますか?」という設問だったとするならば、大多数の方々の答は「さう思ふ」になると思いますよ! 従って、本作は、「あなたは、安倍政治が国際紛争の解決に役立っていると思いますか?」といった類、或いは、「其文字は、先日亡くなった.西郷輝彦さんを、新御三家と呼ばれた歌手の中...

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我が歌ども

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  〇  オフェリアに良くぞ化けたり樹木希林 「死ぬときぐらい好きにさせてよ」   鳥羽散歩 〇  オフェリアに化け損なつた樹木希林 内田裕也とまだ続いてる? 〇  改竄も隠蔽・セクハラお手のもの安倍の配下の大臣・官僚! 〇  粗大ごみ回収車など如何です!総理以下みな粗大ごみなら! 〇  昨日また勝負服着て出掛けたに決まることなき就職先よ! 〇  著名人彼の息子の勤務先出先機関はゴミ捨て場なり 〇...

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