fc2ブログ

archive: 2018年06月

古雑誌を読む(NHK短歌・2018年3月号・番外編そのⅣ) 長期連載!いよよ核心に入る!乞う、ご期待!

No image

 何を以って「普通」とするのか? その基準は時代に依って国に依って人に依って場合に依って様々でありましょうが、例えば、昭和十五年に北東北の田舎町で生まれ、地元の小学校に通っていた私にとっては、同じ町内の小父さん小母さんに「あんた、何年生?」と問い掛けられたり、「小父さん、今何時ですか?」と訊ねたりする事は、ごく「普通「」の出来事でありました。 〇   野に遊ぶ子らのひとりが駆けてきて大人のわれに時...

  • 0
  • -

本日の『朝日川柳』より(2018/6/30掲載) おはようございます!散歩です!朝からどうも吸いません!

No image

〇   ひたすらにボールを回すフェアプレー   (東京都)鈴木英人 西野ジャパンがポーランド戦の終盤で敢えて行った、あまりにもカッコ悪い「ボール回し」戦法も、観客への見栄えはともかくとして、決してルールに違反するものではありません。 従って、これを「フェアプレー」として称える、東京都のお住いの皮肉屋・鈴木英人さんの言は、必ずしも本質的な意味での皮肉ではありません。     トーナメントに進出するは悲...

  • 0
  • -

No image

〇   台風の近づきつつあるあかつきの卓上にしろきパンの一枚〇   日常を超えたところに文学があるなんて、食パンの切れはし〇   向き合って君と食事をしておれどかなしみ方がよくわからない〇   風邪の引き始めは変にかなしくて古い雑誌を眺めて過ごす〇   自らのことを弱者と呼ぶひとのためらいもなく弱者と呼びぬ〇   影はやや傾きながら地にのびて「国道」というバス停ひとつ〇   切り落とす間際にふいに...

  • 0
  • -

古雑誌を読む(NHK短歌・2018年3月号・番外編そのⅤ) 長期連載!乞う、ご期待!

No image

〇   台風の近づきつつあるあかつきの卓上にしろきパンの一枚〇   日常を超えたところに文学があるなんて、食パンの切れはし〇   向き合って君と食事をしておれどかなしみ方がよくわからない〇   風邪の引き始めは変にかなしくて古い雑誌を眺めて過ごす〇   自らのことを弱者と呼ぶひとのためらいもなく弱者と呼びぬ〇   影はやや傾きながら地にのびて「国道」というバス停ひとつ〇   切り落とす間際にふいに...

  • 0
  • -

古雑誌を読む(NHK短歌・2018年3月号・番外編そのⅢ) 長期連載!乞う、ご期待!

No image

 し斯くして、松村正直氏の第三歌集『午前3時を過ぎて』所収の短歌「浴室に妻の使いし石鹸の香りは満ちて湯舟につかる」を巡っての短歌ドラマは遅々として進まないのである。 ところで、この短歌ドラマの狂言回しの私・鳥羽散歩は、これまでは、このドラマの主人公を松村正直氏と呼んできましたが、よくよく考えてみると、松村正直氏という歌人は件の一首の作者ではありますが、作者即ち作中主体ではありませんし、作中主体即ち...

  • 0
  • -

古雑誌を読む(NHK短歌・2018年3月号・番外編そのⅡ) 長期連載!乞う、ご期待!

No image

 ところが、同じ歌集『駅へ』の後半に、次のような決して見逃し得ない作品がある。    〇   「離婚した親を持つ子」であることも終わりと思う今日を限りに    〇   かすがいになれなかった子もいつの日か父となる日を夢に見ている これらの二首を詠んだ時の彼は、既に京都府内に定住して居て、恐らくは、間もなく妻になるはずの歌人・KTさんと巡り逢っていたのでありましょう。 「離婚した親を持つ子」というの...

  • 0
  • -

古雑誌を読む(NHK短歌・2018年3月号・番外編そのⅠ) 長期連載!乞う、ご期待!

No image

〇  浴室に妻の使いし石鹸の香りは満ちて湯舟につかる  松村正直『午後3時を過ぎて』 掲歌所収の『午前3時を過ぎて』は2014年に刊行された松村正直の第三歌集である。 この歌からも読み取れるが、この頃の作者は既に妻子を得て安定した生活に入っていて、歌壇に於いても最大手結社誌「塔」の編集長を務めるなど、押しも押されぬ存在になっていたのである。 しかしながら、駒場東邦高校を経て東京大学文学部を卒業した後の...

  • 0
  • -

本日の『朝日川柳』より(2018/6/29掲載) 反則ポイント稼ぎの球回し作戦に理有りや?西野監督頭がいいぞ!

No image

〇   兜の緒締め損ねたる日本は肝心要の時に勝てない   鳥羽散歩 決勝トーナメントに進出することが出来たとは言え、グループ最下位のポーランドに負けた上でのことでありますから、その価値たるや、十分の一以下でしかありません。 徹夜応援していた方々には、全くお気の毒としか私には言えません。 今日、こういう結果になったから言う訳ではありませんが、本稿は日本対ポーランド戦が始まる一時間前に記されたものであ...

  • 0
  • -

朝日新聞夕刊掲載の「あるきだす言葉たち」を読む(2018/6/28掲載) やっと出たマン・九堂夜想の俳句!

No image

     「那月」    九堂夜想〇   口寄せのこめかみふかく夜天光〇   曇天や星見のあとを蛇垂れて〇   魚や立つミルククラウンこそ夜会〇   鳴き砂に鳴かれて妣の遠流なる〇   月はるか那由他の蝶が過去世より〇   霧をまた命命鳥が唄い過ぐ〇   太陽をにれかむギロチン窓や海〇   影をひく骰子の行方や貴腐ワイン〇   氷りつつ古代微笑の聖廃墟〇   野巫攫むべし天上の火事花を〇   砂時...

  • 0
  • -

本日の『朝日川柳』より(2018/6/28掲載) 決戦の時来たれり!老いも若きも眠らずに視よ!但し私は熟睡します。

No image

〇    党首討論使命終えたり  (神奈川県)鳥羽散歩  「Yahoo!Japanニュース」の伝えるところに拠ると、「安倍晋三首相と野党党首らによる今国会2回目の党首討論が27日行われた。立憲民主党の枝野幸男代表が7点にわたって安倍政権の問題点を指摘したのに対し、首相は『全体についてはお答えできない』と反発。その上で『党首討論の歴史的使命は終わった』との認識を示した。今後、与野党間で党首討論の見直し議論に発展する...

  • 0
  • -